人工密度に反比例する、人と人との心の距離。
早川について
地元民・リピーターによるおすすめポイント!!
- 人口密度2.48人/km²!日本全国1741市区町村の中で1727位の町(2021年4月現在)
- すれ違う人が少ないからこそ、一つ一つの出会いが楽しいっ!
- 訪れる人が住み着いてしまう「不思議の町」
令和3年3月1日現在の人口は944人。日本で唯一1000人を切る、最も人口が少ない町。
「日本で最も美しい村連合」に加盟している早川町は、町の面積の9割以上を山林が占め、その中央には富士川に注ぐ早川が流れる自然が超豊かな土地。しかも、町全体が「南アルプスユネスコエコパーク」に登録されている世界でも貴重な町です。
住民全員で、外来種のオオキンケイギクの駆除に取り組むなど、人口が少ない分、住民の結束が強く、早川愛が強い!出会う人々に町のことを聞くだけで、歴史や風習はもちろん、次に行くべき場所も教えてくれます。
町にある信号はたった一つ。ある人によれば、人間よりも鹿の数の方が確実に多いと言われる場所であるが故に、ここに住んでいる人との第二次接近遭遇がとても楽しいのです。
昔からここに住んでいるように見える人でも、旅行や仕事で訪れたことがきっかけで早川に魅入られ、ついには移住してしまったという人がとても多いとのこと。早川町は、人を引き付けてしまう「魔法の場所」です。
法華経信仰の聖地として名高い「七面山」と、日蓮宗の総本山の久遠寺がある「身延山」を結ぶ参道の宿場として賑わっていた「赤沢宿」は、江戸時代の町並みの面影を残す石畳の集落。
イケメンの僧(と思いたい)道鏡との禁じられた恋に堕ちた女帝としても知られている孝謙天皇が、8年間滞在したと言われている「奈良田」は秘境中の秘境。
ギネスブックにも登録されている世界最古の温泉宿「慶雲館」。
早川に生息する100種以上の鳥や野生動物が観察するガイドツアーが楽しい「南アルプス邑(むら)野鳥公園」。
早川や富士川を果敢に攻めるラフティングの「本流堂」。
南アルプスに抱かれ、南北に長い早川町には目的地にしたいスポットが満載です。しかし、派手な観光スポットや、自動的に遊ばせてもらえる遊戯施設はありません。だからこそ自分流の楽しみ方ができる場所であるとも言えます。
カエルの合唱、鳥の鳴き声、風に吹かれてさざめく木々の音。
「何もないことを楽しむ」という究極の遊びと、町で出会う人との会話が楽しい早川町。
この町の魅力に虜になり、貴方も明日から移住を考えてしまうかもしれない!というのは、あながち大袈裟なことではないかもしれません。