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古民家カフェ 鍵屋

目次

秘境の中の隠れ家的カフェ

地元民によるおすすめポイント!!

  • 早川町に足を踏み入れたら、是非とも奥の奥にある「奈良田」へ!
  • 秘境にポツンとある築200年超の古民家カフェで、都会の喧騒と時間を忘れる!
  • ジビエ(鹿肉)を使ったカフェメニューやデザートは都会のカフェを凌駕するクオリティー!

日本一人口の少ない「秘境・早川町」の中でも最も奥にある集落「奈良田」は、まさに秘境中の秘境です。早川町の入口から約30キロ。たったの30キロ。早川町に足を踏み入れたら、「奈良田」を散策しない手はありません。

「奈良田」という名前にある「奈良」は、鹿で有名な、いや、大仏で有名な、いやいや、平城京があった古都として有名な「奈良」なのです。日本史が好きな方ならばご存じの「道鏡」という僧侶との禁じられた恋に堕ちた女帝「孝謙天皇」がこの地を訪れた時、「おおおお!ここは奈良みたいだ!(現代風訳)」と驚いたことが「奈良田」と呼ばれるようになったきっかけとも言われています。

その他にも、「奈良田のご符水(ごふうすい)はどんな難病でも治す」などの「奈良田の七不思議」が語り継がれていたり、秘境度を高める逸話がたくさん。「奈良田」は近隣の集落の人でさえ、「陸の孤島」と呼んでいるほどの地域なので、独特の言葉や風習も残っています。もちろん、昔ながらの自然豊かな景観も!そんな「案外近い秘境・奈良田」を散策するならば、「古民家カフェ鍵屋」さんは、まず訪れて欲しい場所。

奈良田の里温泉駐車場に車を停め、山道を少し上がっていくと、茅葺きの入母屋式かぶと造りの古民家があります。これが「鍵屋」さん。2015年にカフェとして復活した推定築200年超の古民家の中は、囲炉裏の煙でいぶされたむき出しの梁や柱に和モダンテイストのインテリア。地元の食材×美味しい×都会的なオシャレさが漂うカフェメニューも魅力的なのです。

古民家の良さは、時間の感覚が全くなくなること。鳥の声に耳を澄まし、周囲の山の景色に目を奪われ、美味しくてオシャレなお料理やデザートに変身した早川町で採れた野菜、山菜、鹿肉やお味噌などに舌鼓を打つ。

食器やカトラリーもMade in 早川町!カフェにありがちな無機質な白いお皿ではなく、どっしりとした地元の作家さんの手によって作りだされた陶器が、心をさらにほっこりとさせます。

お薦めメニューは、鹿肉のパスタやシチュー。「鹿肉は癖があるんじゃない?」と食わず嫌いだった人にもトライして欲しい逸品です。優しい味に仕上がっています。食後にはエゴマのチーズケーキを!

お土産に買って帰りたくなる、オリジナルのお菓子や調味料も充実しています。

早川町の文化に関する本や民芸品にも触れることができる鍵屋さん。

カフェスペースの隣には、南アルプスユネスコエコパークステーションもあり、情報収集にも最適です。奈良田の美しさに惚れ込み、東京から移住した店長の小森由美子さんとのお喋りも「鍵屋」さんの魅力の一つ。貴方も陸の孤島「奈良田」にハマってしまうかもしれません!

古民家カフェ 鍵屋

住所山梨県南巨摩郡早川町奈良田1064-43
電話0556-20-5556
営業時間10:00~16:00
定休日水曜日
ホームページhttps://cafe-kagiya.com/
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この記事を書いた人

一般社団法人SZAC南山梨事務局。
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