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南アルプス邑野鳥公園

目次

人間目線・上から目線を忘れよう

地元民によるおすすめポイント!!

  • 人間目線ではなく、動物や鳥目線で観察する!
  • ガイドツアーに参加し、博学なガイドさんからたくさん話を聞くべし!
  • ナイトハイクに参加して、漆黒の森で五感を研ぎ澄ますべし!

「手打ち蕎麦と山の食 おすくに」さんから約3キロ北に行った所、南北に長い早川町の真ん中辺に「南アルプス邑野鳥公園」さんはあります。

ヤマセミ橋を渡るとそこは別世界。一年を通じて100種類上の鳥類、ムササビやカモシカなどの様々な動物が生息している、広さ約25,000平方メートルの森が広がっています。

ここは、動物園やサファリパークのように人に見せるために動物が飼われているわけではなく、自然に生息している動物や鳥を観察する場所。早川町の山に生息している野鳥や野生動物を、人間目線ではなく、動物目線で観察する場所なのです。

(注:なので、当然、発見できない時もあります。そういう時に文句を言ってしまうような人は動物園に行くべし!)

生き物たちの生活の時間帯や生活場所に人間が合わせる。優先されるのは、動物や鳥の自然の生活!真の鳥好き・動物好き・虫好きにはたまらない施設です。

バードウォッチング、鹿ウォッチング、ホタルウォッチング…。

カタカナで書く必要はないですね。

鳥の観察、鹿の観察、蛍観察などなど、季節ごとのガイドツアーが盛りだくさん。通常、このようなイベントはキッズの自由研究用であることが多いと思うのですが、「南アルプス邑野鳥公園」さんのガイドツアーは、子供だけのものにするのはもったいない。大人の好事家やプロの研究者にとっても魅力的な、本格的なものなのです!

この場所を魅力的かつ本格的にしているのは、ガイドさんのクオリティー。

本当に博学です。本当に研究熱心です。動物愛に溢れてます。どんな質問をしても、ちゃんと答えてくれます。そして、ガイドとはエンターテイナーでなければいけない!ということを知ってます。

例えば、鳥の観察では、その鳥が向いている方向から、次の行動を予測。鳥の心に合わせて観察します。バードコール(木と金属のネジで作った鳥の鳴き声のような音を発する道具)を使って、鳥との会話も体験できちゃいます!

大人の方々に超お薦めなのが、夜の森を探検するナイトハイク!

漆黒の闇に包まれる夜の森を歩く。それだけでも十分楽しいんです。夜の森って「怖い!」というイメージですが、色んなことを知っていれば怖くないのです。

夜の森の匂い…感じたことありますか?

夜の森の静けさと音…知ってますか?

是非体験してみてください!

単に動物や虫の知識が増えるだけでなく、五感も研ぎ澄まされると思います。

初夏のお薦めは蛍鑑賞ツアー。

蛍が飛び始める時間の少し前から森に入り、木々に囲まれたオシドリ池へ。日が暮れ始め、モリアオガエルの合唱をBGMに蛍が現れるのを今か今かと待つ。グループの中で最初に蛍の光を見つけるべく、目を凝らして真っ暗な森の中で過ごす時間。そして蛍の飛翔がピークになった時に感じるワクワク感は、どんな年代の人でも子供に戻す魔法を持っています。

所長の大西信正さんが毎月行っている「野生のニホンジカの調査」に同行するツアーもお薦め。

ニホンジカを20年以上研究している大西さんは、一頭一頭を見分けることができるのはもちろん、それぞれの鹿が何を考えているのかが分かる超大家なのです。このツアーに参加すれば、貴方も鹿の言葉が分かるようになるかも!?

元々は学校だった建物を宿泊施設に改築した「ヘルシー美里」さんに宿泊して、「子供だまし」ではないナイトツアーに参加してみてください!

南アルプス邑野鳥公園

住所山梨県南巨摩郡早川町早川町黒桂 745
電話0556-48-2288
定休日火曜日(7月20日~8月31日、年末年始・祝日は除く)
ホームページhttp://www.hayakawa-eco.com/deau/index.html
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この記事を書いた人

一般社団法人SZAC南山梨事務局。
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