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甲斐黄金村・湯之奥金山博物館

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「山梨のガリンペイロ」に俺はなる!

地元民によるおすすめポイント!!

  • 黄金の国ジパングを下部温泉で感じる!
  • 気付けば子供より大人が夢中になる、リピート率が高い博物館
  • 砂金採り世界チャンピオンに弟子入りできる!

日本を「黄金の国ジパング」と称したのは、ご存じマルコ・ポーロ。

歴史を遡って考えてみると、日本国内で大量の金が使われたのは、奈良の東大寺の大仏や、奥州平泉の中尊寺金色堂。この辺りのことを見聞きして「黄金の国」と言ったのかもしれません。

当時の金は、川の底に眠る砂金を採集して使っていたのだとか。

一方、下部温泉郷の山奥にある「湯之奥金山」は、戦国武将、武田信玄の軍を支えていた甲州金を産出する代表的金鉱山で、日本最古の山金採掘場なのです。

ここ、「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」さんでは、戦国時代、山梨(甲斐国)で使われた金貨「甲州金(しかも日本一のコレクション!!)、湯之奥金山から出土した日用品や道具類、そして金を含んでいる金鉱石などが展示されています。

どんな鉱石に金が多く含まれているかを学んでおきましょう!もしかすると、今後の山登りが楽しくなるかもしれません!!

「金山で金を掘っているのは、強制労働をさせられている罪人。金山は恐ろしい所だ!」という先入観を持っている人、ひょっとして多くありませんか?

それは、時代劇の見過ぎです。

「金山は、一攫千金を夢見る荒くれ者がうろついているのではないか?」と考える人、海外ドキュメンタリーの見過ぎです。

甲州版ガリンペイロは、金山衆(かなやましゅう)というプロ集団なのです。その金山衆がどんな生活をしていたのかも、「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」さんに行けば分かります。

何より特筆するべきは、砂金採り体験。体験室には、砂が沈んだ川に見立てたレーンが何本かあり、そこでパンニング皿を使い砂金を採取することができます。

教えてくれるのは、学芸員の小松美鈴さん。小松さんはなんと砂金採りの世界チャンピオンなのです。

教えに素直に従いお皿を揺すれば、絶対に砂金が採れます。初心者の平均は5粒。上級者になると15~20粒!!!通い詰めて砂金採り名人になり、自分の採った砂金で指輪を作ってくださいね!

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館

住所〒409-2947
山梨県南巨摩郡身延町上之平1787
電話0556-36-0015
営業時間9時00分~17時00分(10月~6月) 9時00分~18時00分(7月~8月)
定休日水曜日(祝祭日の場合は翌日)
ホームページhttps://www.town.minobu.lg.jp/kinzan/
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この記事を書いた人

一般社団法人SZAC南山梨事務局。
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